カルテル疑惑で露呈した、派遣料金配分のブラックボックス いま、労働者派遣法は派遣事業者にマージン率の公開を義務づけています。しかし、あくまで事業所単位の平均です。派遣先ごとや個々の取引ごとに公開を義務づけているわけではなく、派遣社員は基本的に自身の派遣単価やマージン率を把握できません。 今回のカルテルの件で最も問題視され、大きな影響が生じる可能性があると考えられるのはこの点です。カルテル自体が問題 ...
米アップルのティム・クックCEO(最高経営責任者)は6月中旬、米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで製品値上げの方針を明かした。 そのわずか1週間後の6月25日、アップルは実際にパソコン「Mac」やタブレット端末「iPad」の一斉値上げに踏み切った。 背景にあるのは、AI需要の急増に伴う、メモリー半導体の価格急騰だ。 この急激なコスト高を受け、業界関係者は次なる標的となるス ...
なにしろフジでは、社内情報などを外部に流していた社員が今年1月に懲戒免職になるなど情報管理面に不安が残る組織だ。フジは文春に続くメディアも次々と止めるつもりだったのか。逆にフジは一定の範囲内で取材に応じ、なるべく正確な報道になるよう努めるべきだったと考える。 佐藤と橋本、それぞれへのケアはできているのか フジは佐藤と橋本への対応の詳細を明かすべきだ。もちろん被害者のプライバシーには十分配慮しつつも ...
サッカー、ワールドカップ(W杯)北中米大会で、日本は決勝トーナメントでブラジルに1−2で逆転負けを喫し、7月2日に代表チームが帰国した。健闘が称えられた日本が、1次リーグと決勝トーナメントの計4試合を戦って手にした賞金は、1100万ドル(約17億8000万円)だった。 今大会の賞金総額は、W杯史上最高となる8億7100万ドル(約1410億円)。背景にあるのは、国際サッカー連盟(FIFA)の収入の大 ...
関西テレビ制作・フジテレビ系列で放映され、6月29日に最終回を迎えた『銀河の一票』。東京都知事選に挑む候補者の選挙参謀を黒木華が演じ、本格的な政治エンターテインメントのドラマとして大きな話題を呼んだ。監修を担当した選挙プランナーの松田馨氏が、現実の政治に通じる脚本・演出のリアリティと、それを生んだ制作の舞台裏を解説する。 スタッフも運動員腕章を付けていた「本物の空気感」 第1話の脚本を読み終えたあ ...
2025年の年初から始まったロシア産天然ガスの供給難は、既にウクライナ戦争による悪影響を受けていた沿ドニエストル経済に致命的な打撃を与えている。 2025年度の沿ドニエストル貿易輸出額は前年比マイナス40%、工業生産高は同マイナス27%を記録した。 これはロシア侵攻直後のウクライナが経験したような急激な経済縮小に匹敵する規模である。 今年に入ると沿ドニエストル当局の財政難が顕在化し、住民に対し十分 ...
ホルムズ海峡が戦争の最初の焦点となったのは、イランが海峡を軍事よりも政治を揺さぶるための道具として使い、必要とあれば世界のエネルギーを止められるという現実が、米国を強く縛ったからだ。 世界の原油の約2割が通過するこの海峡は地形的に脆弱であり、イランが緊張を高めれば原油価格が即座に反応する。 制裁下で追い詰められたイランにとって、海峡は米国にコストを強制できる数少ないカードであり、だからこそ戦争の最 ...
パリ五輪までの男女代表も、そこを磨いた上で、個々に力の向上を図ってきた。パリ五輪のイタリア戦は、その成果の一端だ。また女子が予選敗退を喫したのは、主将の古賀紗理奈が攻撃の精度が「ちぐはぐだった」と言うように、また正セッターの固定化が遅れコンビネーションの成熟が不足だったことなどがある。組織力を磨き上げるに至っていなかったことを示しており、裏返せば組織力の重要性を浮き彫りにしてもいる。 だから大枠と ...
このまま日本が金利や物価のある「普通の世界」に回帰していくのだとすれば、株価は紆余曲折を辿りつつも、断続的に上昇していっても不思議ではない。慢性的な通貨安という問題が解消されなければ、多国籍企業の収益がかさ上げされることで株価指数の名目上の水準が切り上がり続けるからだ。 名目GDPが膨らんでも生活実感の改善が見られないことからも分かるように、経済・金融情勢を分析する上で「名目上の数字」にさして大き ...
以上のポイントを総合して考えると、世界経済には弱点が4つあるとBISは指摘している。 第1に、インフレ率が上昇している。中央銀行にとって問題は、この物価上昇が短期間で終わる一時的なものか、それとも――パンデミック後の甚だしい上昇のように――物価水準を一段階引き上げられるほど大きく長期的なものなのか、だ。 これから新たなショックに見舞われたら、インフレ期待は著しく不安定になるのではないか。答えはイエ ...
アサヒビールのマーケティング本部ビールマーケティング部長を務める野間和香奈氏は、スナック菓子メーカー大手の湖池屋で約20年にわたりマーケティングに携わり、数々のヒット商品を生み出してきた。その後、味の素を経て2024年7月にアサヒビールへ転職した“腕利きマーケター”である。若年層のビール離れや飲酒スタイルの多様化が進む中、野間氏は消費者の変化をどう読み解き、ビール市場の再活性化に挑もうとしているの ...
北中米ワールドカップで韓国代表チームを率いた洪明甫(ホン・ミョンボ)監督を巡る社会的な批判世論が、一向に収まる気配を見せていない。 大会での期待を裏切る成績に対する評価にとどまらず、ワールドカップ以前の過去の言動まで取り沙汰され、オンライン上では関連する論争が絶えず続いている。試合内容と直接関係のない話までが拡散し、非難世論はますます広い範囲へと飛び火している状況だ。ここに一部のメディアが、オンラ ...
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